パリ、ジュテーム

監督:ブリュノ・ポダリデス 「モンマルトル」グリンダ・チャーダ 「セーヌ河岸」ガス・ヴァン・サント「マレ地区」ジョエル・コーエン 、イーサン・コーエン「チュイルリー」ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス「16区から遠く離れて」クリストファー・ドイル 「ショワジー門」イザベル・コイシェ「バスティーユ」諏訪敦彦 「ヴィクトワール広場」シルヴァン・ショメ「エッフェル塔」アルフォンソ・キュアロン「モンソー公園」オリヴィエ・アサイヤス「デ・ザンファン・ルージュ地区」オリヴァー・シュミッツ「お祭り広場」リチャード・ラグラヴェネーズ「ピガール」ヴィンチェンゾ・ナタリ「マドレーヌ界隈」ウェス・クレイヴン「ペール・ラシェーズ墓地」トム・ティクヴァ「フォブール・サ・ドニ」フレデリック・オービュルタン、ジェラール・ドパルデュー「カルチェラタン」アレクサンダー・ペイン「14区」
製作:エマニュエル・ベンビイ、クローディー・オサール 4点
企画:トリスタン・カルネ3点
脚本:ブリュノ・ポダリデス「モンマルトル」グリンダ・チャーダ、ポール・マエダ・バージェス「セーヌ河岸」ガス・ヴァン・サント「マレ地区」ジョエル・コーエン 、イーサン・コーエン「チュイルリー」ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス「16区から遠く離れて」クリストファー・ドイル 、ガブリエル・ケン、キャシー・リー 「ショワジー門」イザベル・コイシェ「バスティーユ」諏訪敦彦「ヴィクトワール広場」シルヴァン・ショメ「エッフェル塔」アルフォンソ・キュアロン「モンソー公園」オリヴィエ・アサイヤス「デ・ザンファン・ルージュ地区」オリヴァー・シュミッツ「お祭り広場」リチャード・ラグラヴェネーズ「ピガール」ヴィンチェンゾ・ナタリ「マドレーヌ界隈」ウェス・クレイヴン「ペール・ラシェーズ墓地」トム・ティクヴァ「フォブール・サ・ドニ」ジーナ・ローランズ「カルチェラタン」アレクサンダー・ペイン「14区」
出演:マリアンヌ・フェイスフル、スティーヴ・ブシェミ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、バーベット・シュローダー、ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォー、ニック・ノルティ 、マギー・ギレンホール、ファニー・アルダン、ボブ・ホスキンス、イライジャ・ウッド、ウェス・クレイヴン、ナタリー・ポートマン、ジーナ・ローランズ、ベン・ギャザラ、ジェラール・ドパルデュー
製作:エマニュエル・ベンビイ、クローディー・オサール 4点
企画:トリスタン・カルネ3点
脚本:ブリュノ・ポダリデス「モンマルトル」グリンダ・チャーダ、ポール・マエダ・バージェス「セーヌ河岸」ガス・ヴァン・サント「マレ地区」ジョエル・コーエン 、イーサン・コーエン「チュイルリー」ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス「16区から遠く離れて」クリストファー・ドイル 、ガブリエル・ケン、キャシー・リー 「ショワジー門」イザベル・コイシェ「バスティーユ」諏訪敦彦「ヴィクトワール広場」シルヴァン・ショメ「エッフェル塔」アルフォンソ・キュアロン「モンソー公園」オリヴィエ・アサイヤス「デ・ザンファン・ルージュ地区」オリヴァー・シュミッツ「お祭り広場」リチャード・ラグラヴェネーズ「ピガール」ヴィンチェンゾ・ナタリ「マドレーヌ界隈」ウェス・クレイヴン「ペール・ラシェーズ墓地」トム・ティクヴァ「フォブール・サ・ドニ」ジーナ・ローランズ「カルチェラタン」アレクサンダー・ペイン「14区」
全く邦画ではないのだが、監督の一人に諏訪敦彦が入っているので取り上げたい。
フランスのパリを舞台とした18の短編をつないだオムニバス映画。よく知られたガス・ヴァン・サントだとかコーエン兄弟だとかに有名俳優たちがさりげなく登場する。出演人は上記を見てもらえばわかるがキャリアのある人ばかりを集めた。もちろん地元(フランス)の若手の俳優たちもたくさん出ている。
どの作品も5分程度でしっかりオチの無い話もあるが、飽きることはない。むしろ映画の行間のようなものを感じさせてうまい。シリアスな話もあれば、何と言うことの無い話もある。悲しい話もあれば楽しい話もあり、実験的な作品もあれば古典的なものもあり、ホラー仕立てやコメディ仕立てなどどれもそのロケーションが生きている。以前紹介した「TOKYO!]よりずっと面白い。
「16区から遠く離れて」なども大した話ではない。ほとんど台詞も無い。にもかかわらず、フランスの移民問題。母子家庭の問題。親子の愛情。働く意味と職業の矛盾まで考えさせる作品になっている。
特に若い母親が歌う子守唄は記憶に残る。
特に若い母親が歌う子守唄は記憶に残る。
全ての作品に現代フランスの問題(人種・宗教・スラム・ドラッグなど)をさりげなく盛り込み、お得意の情感たっぷりに男女や親子やホモセクシャルの愛情まで多岐にわたる愛を描いている。
映画のラストに流れる歌もシャンソンの伝統を引き継いでいて、気の無い歌い方のようでいてテーマに沿った美しい歌だ。邦画のタイトルバックに良く流れる幼稚なフォークだかロックだかとは全く異なる。こういうところも邦画の駄目な部分だ。
やはりこういうのを観ていると日本の若い監督たちはもっと勉強しなければならないと思う。映画の表現力は予算ではない。脚本といいロケーションがあれば生きてくるものなのだとつくづく思う。