隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

初公開年月 2008年5月10日
鑑賞メディア:DVD
監督:樋口真嗣 3点
脚色:中島かずき 1点
オリジナル脚本:黒澤明、菊島隆三、小国英雄、橋本忍 4点
撮影:江原祥二 2点
美術:清水剛 2点
編集:上野聡一 2点
音楽:佐藤直紀 1点
音楽プロデューサー:北原京子 1点
主題歌: The THREE 『裏切り御免』 1点
鑑賞メディア:DVD
監督:樋口真嗣 3点
脚色:中島かずき 1点
オリジナル脚本:黒澤明、菊島隆三、小国英雄、橋本忍 4点
撮影:江原祥二 2点
美術:清水剛 2点
編集:上野聡一 2点
音楽:佐藤直紀 1点
音楽プロデューサー:北原京子 1点
主題歌: The THREE 『裏切り御免』 1点
まぁまぁ最後まで見られる作品。結構悪評高い作品だが、映画経験からいえばまだまだの監督樋口真嗣(43)は頑張っているほう。
批判の一番は、戦国時代なのに話し方、立ち振る舞い、考え方(お姫様なのに民主的)に違和感がある。というものだが、逆に黒澤監督は500年以上も前の風俗や人物の考え方が本当に分かっていたのかと、問いたい。
批判の一番は、戦国時代なのに話し方、立ち振る舞い、考え方(お姫様なのに民主的)に違和感がある。というものだが、逆に黒澤監督は500年以上も前の風俗や人物の考え方が本当に分かっていたのかと、問いたい。
黒澤監督の脚本も嘘だらけだし、民族学的にもおかしい点は多々ある。映画なんですから、娯楽なんですからそんなものそれらしければどうでもいいの。暴れん坊将軍や水戸黄門にリアリティを求めますか?お歯黒の女がいっぱい出てきたらドン引きでしょう。
だから、椎名桔平はダースベイダーだし、長澤まさみは一生懸命演技しているのが丸分かりだし、ジャニーズはあくまでジャニーズで結局お金や色気に手を出さないつまらないいい人だし。全編遊びなんですね。だから、前半の血の海になる秋月の家臣たちのリアリティとか関所での高嶋政宏のホモセクシャルとかが浮いてくる。
アニメみたいなものなので後半のアクションはつまらない。アクションこそリアリティを出してちゃんと殺陣をやって欲しい。ちゃんと両手はなして馬に乗って欲しい。今の役者には無理な相談だけど、それをやらないと結局CGでいいことになってしまう。
特に最後、真壁六郎太(阿部寛)と新八(宮川大輔)の脱出劇こそしっかり見せないと何の感動も呼ばない。つまり、フィクションや嘘と分かって見ているのでそのようなシーンで誤魔化すと全編のスリルが拍子抜けしてしまう。
特に最後、真壁六郎太(阿部寛)と新八(宮川大輔)の脱出劇こそしっかり見せないと何の感動も呼ばない。つまり、フィクションや嘘と分かって見ているのでそのようなシーンで誤魔化すと全編のスリルが拍子抜けしてしまう。
映画テクニック的には並行した時間の経過が素人っぽく下手。お姫様の盾になって死んでゆく下女に関わっている時間、真壁六郎太が敵と戦っている時間が止まっているように感じる。そのようなシーンがいくつか見られた。
とにかく、スリル、アクションという奴は難しいんですよ。その編集の力量が問われるんです。そういう意味では、黒澤作品のカット割などレベルが高すぎて参考にならない。
と、いうことで黒澤作品と比べるのは無意味。全く異なったお子様向けのアクション映画と考えれば昔見た「仮面の忍者赤影」なんかよりよくできているのではないかな。