ハチミツとクローバー

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初公開年月 2006年7月22日
鑑賞メディア;BS

監督:高田雅博2点
原作:羽海野チカ
脚本:河原雅彦、高田雅博3点
撮影:長谷川圭二3点
美術:中村桃子3点
音楽:菅野よう子2点
主題歌:スピッツ『魔法のコトバ』
エンディングテーマ:嵐『アオゾラペダル
スタイリスト:白山春久3点
照明:山崎公彦2点
絵画:MAYA MAXX(はぐみ絵画制作)2点
彫刻:森田太初(森田彫刻制作)3点

出演:櫻井翔(竹本祐太)2点、伊勢谷友介(森田忍)2点、蒼井優(花本はぐみ)3点、加瀬亮 (真山巧)2点、関めぐみ(山田あゆみ)2点、堺雅人3点、西田尚美2点、堀部圭亮3点、中村獅童3点、

 美大生の恋模様というテーマ自体が古い。古すぎる。描かれている絵画もありがちな抽象画で古い。もう少し現代社会とのつながりを描けないものだろうか?少女マンガでも。

 役者はいいのだが、その個性もうまさも演出で出し切れていない。だから蒼井優堺雅人も消化不良の演技をしている。

 芸術家だろ?絵を描いて飯食いたいんだろ?もっと今時の若者達よりハングリーで破天荒でいいんじゃないか?恋愛だって自由だろ?何を悩んでいるのだ?体裁か?
 そんなメンタリティーで個性的な絵が描けるのか?

 雰囲気だけのほのぼのとした青春が描きたいのならそれも失敗している。ポンコツ車で海へドライブ?それは戦後まもなくの世界だぜ。